館内の様子 |
日本の民族衣装と蓑や藁靴など |
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左:スロベニアの民族衣装、中央:「グルン族」:ネパールの代表的山岳民族、右:「シェルパ族」高地に住む少数民族で山の案内人として活躍している |
エベレスト登頂に女性として世界で初めて成功した田部井淳子さんが使用した道具とか、野口健さんが清掃登山でエベレストから持ち帰った沢山の使用済み酸素ボンベなども展示されていた。これを展示した博物館と野口健さんの願いが多くの人たちに伝わることを願う。極限の状況で、用済みのボンベを持ち帰る体力がなかった場合もあるだろうが、それは言い訳に過ぎない。山を愛する者ならばなお更に、山の自然は自己責任で守るのが当り前でなくてはならない。近年、日本の山もゴミで汚されつつあることを悲しく思う。
杉山 脩・作「ダウラギリ」 |
展示コーナーの中に、昨年死去された日本画家:片岡球子氏の作品が異彩を放っていた。親しくしている友人の版画家:杉山 脩氏の作品も展示されていたので記念にカメラに収めた(写真左)。
総体的に、日本人による大型写真や作品など、ヒマラヤの自然保護に対する貢献度は極めて高いように思われ、誇らしく感じられた。図書室にも寄ってみたが、日本から寄贈された本の中に、僕らが寄贈した本を確かめることが出来ず残念であった。
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