2008ヒマラヤ・ネパールの旅

◆2日目(3月6日)曇り

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ホテルの窓からの眺め

 6時朝食。カーテンを開けてみたら、朝霧の中に朝日がぼんやり浮かんで見えた(写真上)。7時半、ホテルを後にして、空港に向う(写真下)。


バスに乗り込むA夫妻

ホテル正面

◆バンコク・スワンナプーム国際空港


タイらしい雰囲気の空港が見えてきた

 朝の道は空いていて、30分で空港に到着した。2006年9月に開港したタイ・バンコクの新しい空の玄関口である。成田国際空港の3倍の広さがあり、旅客ターミナルビルの床面積は世界一だと言う。確かにその広さを実感した(写真下)。


空港入り口

空港入り口


空港内部(広く明るい吹き抜け空間)


空港内部(王室の玉座)

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空港内部(伝説の物語が展示されていた。悪魔と神様達が、大蛇を山に巻きつけて、海をかき回す、というワンシーンのようです。左側が悪魔達、右側が神様達です)

ターミナルビルの中には、世界のブランド品も集まっていて、素見して歩いていると時間を忘れる(写真下)。

空港内部(広々とした通路を搭乗口へと向う)

空港内部(通路の左右にはブランド高級品も並んでいた)

空港内部(エスカレーターを下って搭乗口へ)

◆カトマンドゥへ


TG319便カトマンドゥ行きジャンボ機

 10時45分発のTG319便カトマンドゥ行きジャンボ機にC1搭乗口から乗り込む(写真左)。機は、凡そ3時間半、雲海の上の青い空間を西に向って飛んだ(写真下)。


雲海の上は深い青空、窓に結氷

 今日もネパールの首都:カトマンドゥの上空は、スモッグに覆われていた(写真下)。標高1400mのカトマンドゥ盆地は、周囲を高い山に囲まれているから空気の流れが悪い。人口80万余の生活から吐き出されたガスが、いつまでも上空に淀んでいるのである。その中に、機は静かに降下。

薄いスモッグに覆われているカトマンドゥ

空港駐車場にスタンバイしていた観光バスに各自荷物を運び乗り込む

 13時15分、予定より15分遅れて無事着陸した。荷物を受け取り、チャーターされたバスに乗り込む(写真右)。思っていたより大型のバスだったので、ゆったり座れるのが嬉しい。

◆バクタプル市内観光


古都入り口の古い町並みには、昔ながらの生活が溢れていた。

 今日は、ここから真っ直ぐバクタプル(別名バドガオン=信仰の町)市内観光へ向かった。東方向に15キロ、車で凡そ30分を要した。この街は世界遺産に登録されている古都で、カトマンドゥ盆地で3番目に大きい。9世紀から18世紀まで栄え,一時はこの町が首都であったと言う。歴史を感じさせる重厚な煉瓦造りの中層住宅が軒を連ね、迷路のような細い石畳の道が続いていた。住民の大半は農業に従事しており、往時のままの面影を止める町中を天秤担いだ男女が行き交っていた(写真左、下)。この姿、子供の時にはよく見掛けた情景である。



人通りの多い路肩には、靴修理の職人が居た。
以下、観光したバクタプルの点景である。

バクタプル入口の門(此処で観光料金を支払う)

ダルバール広場

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旧王宮の入口


旧王宮の守護神に祈りを捧げる住民

旧王宮の窓、レンガの壁に木彫りの窓枠が美しい

ダルバール広場

ダルバール広場

王様専用の沐浴場(当時は奇麗な地下水が湧き出ていたらしい)

シヴァ信仰を表すインド・シカラ様式の塔

寺院を守護する人たち

広場に建つ寺院

五重の塔:ニャタポラ寺院

ダルバール広場

広場で笛を売る老人

カメラを構えたら笛を吹いてくれた

歴史を感じさせる木彫りの窓



広場での施しに集まった人たち

民族楽器の演奏も行われていた

面を売る店

広場に憩う民族衣装の女たちと子供

広場は子供の遊び場、遊園地みたいだ

街の共同水場

繊細な木彫りの装飾や窓枠が美しい

2階の窓に街を見守る国王の顔があった

ネワール彫刻の最高傑作として名高い「孔雀の窓」

古びた窓の奥に水タバコを吸う老人の姿があった

背中に陽を受け乍ら糸車を回す老女

路上でトマトの商いをする少年の表情は明るい

◆ナガルコット展望台へ


この石段の上がCLUB HIMALAYA NAGARKOT RESORT

 6時少し前、バクタプルから更に東方向に在るナガルコットに向って出発。凡そ12キロ。そこは、標高2100m。カトマンドゥ盆地で一番人気の高いヒマラヤ展望のビューポイントである。ここに建つホテル:CLUB HIMALAYA NAGARKOT RESORTが、今夜の宿。7年前も、このホテルに泊まったが、期待の展望は叶えられなかったことを思い出す。今度こそ!との思いを強くする。
 夕刻6時半、ホテルに到着。1日の疲れを感じ乍ら、石段を登る(写真左)。

7時、日没が始まった。しかし、西の空はカトマンドゥ上空である。夕刻になっても昼間の空気が淀んだままらしく、太陽はおぼろな姿にしか見えなかった(写真下)。

西の空に霞む夕日

見晴し台に並ぶヒンズー教の5色の旗が風にはためいていた

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