予定通り、シャンボール城(世界遺産)に到着。駐車場を出ると直ぐにシャンボール城が眼の前に現れた。城を見上げ乍ら歩いて5分。正面玄関に行く。レオナルド・ダ・ヴィンチの設計と言われる螺旋階段を上がり、ベランダに立ってみた。見渡す限りの林野は、全てこの城の敷地であると言う。ちなみに囲んでいる塀は全長32km。あまりの広さに呆れてしまう(写真下)。この城は、16世紀、狩りが好きだったフランソワ1世が建てさせたもの。ルネッサンス様式を取り入れ左右対称型に造られているのは珍しいという。440の部屋があると聞かされたが、現実に必要な部屋数だとは到底思えない。要するに、自分の権勢を誇示することが大きな目的だったのであろう。
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