◆16日目(8月29日)雨のち曇り
8時〜、5Fの展望レストランで朝食。食材の豊富さ、新鮮さに感動する。その上、展望レストランからの眺めも素晴らしく、ゆっくり食事を楽しんだ、今回の旅で、最も豪華な朝食となった(写真下)。
新鮮な果物が沢山並んでいて。みんな食べてみたくなる。
◆旧市街観光
ホテルの傘を借りて、旧市街に出掛けた(写真左)。クリスタルガラスで世界的に有名なスワロフスキーの店、初めて入ってみた。クリスタルガラスで飾られ燦然と光輝く品々が、ふと現実を忘れさせてしまう(写真下)。光を反射して輝くガラスは、ダイヤモンドよりもっと透明な美しさを感じさせた。光りに魅せられ、ペンダントを買ってしまった。
雨が上がったので、ホテルへ引き返す。朝食の時、5Fから眺めた街の景色を写生しておきたい、と思ったからである。早くも、裏通りには明るい声が飛び交っていて、広い通りに人垣が出来ているので近づいてみたら、ボールを使っての曲芸で拍手を集め、通行人の自転車を借りて喝采を浴びている芸人がいた(写真下)。笑いを取りながらの元気な芸が周囲を明るくしており、しばし楽しませてもらった。
5Fは、朝食とBarだけに使用されているということだが、”窓からの素敵な眺めを絵に描かせてもらいたいので”とお願いして、特別に入室の許可をしてもらった。その間、家内は駅まで行って明日の切符を買って来ると言う。さして迷うような道ではないから、心配しなくとも大丈夫だろうとは思う。しかし、ひどい方向音痴であることは自他共に認めるところなので、出掛けて行く後姿が見えなくなるまで2Fの窓から見送った(写真左) 。 今夜のディナーも、持参の食材で簡素に済ませた。