2007アルプスへの旅

◆16日目(8月29日)雨のち曇り

目次へ
前の日
次の日へ
次の日
 天気予報の通り、朝から雨。今日は、休養日ということにしよう。

 8時〜、5Fの展望レストランで朝食。食材の豊富さ、新鮮さに感動する。その上、展望レストランからの眺めも素晴らしく、ゆっくり食事を楽しんだ、今回の旅で、最も豪華な朝食となった(写真下)。




新鮮な果物が沢山並んでいて。みんな食べてみたくなる。


セレクトした果物、美味しく頂いた。


レストランの窓から雨上がりの美しい町が見えた

◆旧市街観光


へルプリングハウス 華麗なロココ様式の装飾が見事

 ホテルの傘を借りて、旧市街に出掛けた(写真左)。クリスタルガラスで世界的に有名なスワロフスキーの店、初めて入ってみた。クリスタルガラスで飾られ燦然と光輝く品々が、ふと現実を忘れさせてしまう(写真下)。光を反射して輝くガラスは、ダイヤモンドよりもっと透明な美しさを感じさせた。光りに魅せられ、ペンダントを買ってしまった。



スワロフスキーの店

クリスタルガラスで作られた輝く竜

クリスタルガラスが店内をきらびやかに飾る
 聖ヤコブ寺院を訪ねてみた(写真下)。ガイドブックにローマン・ゴシック様式の大聖堂と書いてあった。なるほど、堂内の華麗な装飾に眼を奪われる。


聖ヤコブ寺院内部(バロック様式の装飾)

 その燦然と輝く祭壇中央に飾られている聖母子像は、ルーカス・クラナッハの作。16世紀、ルネッサンス期のドイツを代表する画家である。見事な美しさであった(写真下)。

祭壇の中の聖母子像

16世紀、ルーカス・クラナッハの作(聖母子像の拡大)

 天井のフレスコ画も高く評価されているらしい(写真下)。深い空間を感じさせる出来栄えであった 。

天井のフレスコ画

聖ヤコブ寺院正面(ゴシック様式)

寺院の前に咲いていた花

 


旧市街の裏通り

 雨が上がったので、ホテルへ引き返す。朝食の時、5Fから眺めた街の景色を写生しておきたい、と思ったからである。早くも、裏通りには明るい声が飛び交っていて、広い通りに人垣が出来ているので近づいてみたら、ボールを使っての曲芸で拍手を集め、通行人の自転車を借りて喝采を浴びている芸人がいた(写真下)。笑いを取りながらの元気な芸が周囲を明るくしており、しばし楽しませてもらった。


通行人の自転車を借りて曲芸を演じる芸人

二つのボールを巧みに回し喝采を受けていた


一人で駅に向う家内(画面中央)を見送る

 5Fは、朝食とBarだけに使用されているということだが、”窓からの素敵な眺めを絵に描かせてもらいたいので”とお願いして、特別に入室の許可をしてもらった。その間、家内は駅まで行って明日の切符を買って来ると言う。さして迷うような道ではないから、心配しなくとも大丈夫だろうとは思う。しかし、ひどい方向音痴であることは自他共に認めるところなので、出掛けて行く後姿が見えなくなるまで2Fの窓から見送った(写真左) 。


  今夜のディナーも、持参の食材で簡素に済ませた。


ライン


ホームへもどる
HOME
目次へ
前の日
次のページへ
次の日