◆マクニャーガへ
7時半〜朝食。レストランに降りて見たら、我々が一番乗りだった。
卵、野菜以外は、何でも揃っている感じ。食べ過ぎないよう注意し乍ら朝食を楽しんだ。
バス停は、ホテルの前であった。バスを待っていて気が付いた。今朝、Coopで買ってきたばかりの食料を詰めた袋がない。
チェックアウトする際、置き忘れてきたようだ。慌てて、取りに戻った。
9:20発車。無愛想なドライバーで、ニコリともしないが、運転の腕は確かなものであった。
約1時間半山道を走り、予定の時刻にマクニャーガに到着した。
標高1327mだから、それほどの高地ではないが、やはりひんやりとする。
センター広場には、以前とは比べられない程、沢山の観光客がいたので驚いた。
土曜日だからだろうか。真っ直ぐホテル・ツムシュタインへ行き、おかみのサンドラとシモーナ(娘)に再会。
満面の笑顔で歓迎してもらえた。
部屋の掃除が済んでいなかったので、荷物を置いて村の下見に出掛けた。
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以前はなかったスグラフィッティの装飾壁画がある家 |
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古い教会 |
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◆観光開発
道の整備が進み、観光用の店が増え、別荘やレジャー施設も増えて、広い駐車場も整備されていた。
小川や遊園地に子供の声が弾み、ベンチも置かれた遊歩道はファミリーや老人たちで賑わっていた。
避暑地として、大きく様変わりしつつあるようだ。
個人的には、素朴さが失われていくようで残念だが、時代の流れ。致し方ない。
12時をまわって、部屋で昼食(サンドイッチ、トマト、バナナ、ジュースとハイビスカスティー)。
雨こそ降らないが、午後は雲が垂れこめ、モンテローザは全く見えない。
期待していたモロ峠へのロープウエイもまだクローズしているそうだ。
その上、天候にも見放され、ガッカリである。食後は読書、交替で昼寝をしたりして休養にあてた。
7:30からディナー。食堂はほぼ満席。
メイドに混じってサンドラの母、サンドラ、シモーナの母娘三代も忙しく立ち働いていた。
パンとサラダはセルフサービス。具沢山のスープは、いかにも田舎風。
メインは鮭かオムレツのいずれか、というのでオムレツにしたが、これがメイン料理なの?と思う程のもの、いささかガッカリ。
デザートはfresh fruitsを選んだら、これは期待以上のもので満足した。
(以後、毎晩フルーツを選ぶ)。此処では、地元ピエモンテ州(世界的に有名なワイン産地)の赤ワインを1本選んだ。
水はいつものようにミネラルをお願いして、食前の薬を忘れないようにする。
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オムレツ・地元ピエモンテ州産の赤ワイン・新鮮果物 |
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