スネガの駅の下に到着。振り返って名残を惜しんだ。時計をみたらまだ3時。たっぷり時間が残っている。更に1枚写生することにした。幸い、工事用のブルドーザーが遊んでいたので、屋根付きの運転席を借りた。強い日差しが避けられて、大助かりである。子羊たちも日陰に避難して遊んでいた。
ブルドーザーに腰を据え |
日陰に憩う小羊 |
家内は、レストランで休んでいることにして立ち去った。
しばらくして、戻って来た彼女が教えてくれた。「地下道からエレベーターで駅まで行けるよ」と。疲れた足腰にとって、思いもかけない嬉しい知らせであった。優しい思いやりに感謝する。
4時半、地下道を通って駅へ。壁には沢山の絵が描かれていて、なかなか楽しい。壁の凹凸をそのまま活かした大画面であり、それぞれに色鮮やかな力作揃いであった。レストラン前で家内と合流、ツエルマットへ下る。下りの切符は、出口で支払う仕組みであった。メトロの乗車時間は、たったの3分間であった。
画廊のような地下道 |
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