◆9日目(7月20日)快晴
◆カルガリー空港へ
6時半、ガイドの山口君がホテルへピックアップに来た(写真左)。バンには、すでに二組の夫婦が乗っていた。
ロッキーの山並みが続く山麓を快調に走り乍ら、ガイドはいろいろと説明してくれた。広大な草原を通過する時、NHKの大河ドラマ「天と地と」の合戦ロケは此処で行われたこと。大勢のエキストラは現地で調達したこと、しかし乗馬出来る人間が不足したのでやむなく女子学生も使ったこと、見る機会があったら注意してみて下さい、それと分かる武士が走っているからと。
懐かしい名山:スリーシスターズも右手に見えたが、3人揃った姿を撮ることは出来なかった(写真下)。 渋滞もなく、2時間もかからずにカルガリー空港に到着した。
自動チェックイン機で手続き、カウンターに並ぶところまでガイドがやってくれたので助かった。こんなサービスは、エアポーターにはなかった。
◆ロッキーに別れを告げる
エアカナダの中型機は(写真右)ロッキー山脈の上を飛んだ。白い山並みを眼下に眺望出来たのは何よりであった(写真下)。これが見納めになると思われ、別れを告げながらしっかり眼に焼き付けた。
飲み物とクッキーのサービスがあったが、毛布を貸して欲しいと頼んだら、枕とセットで2ドルだと言う。有料だと言われたのは初めてのことで、ちょっとびっくり。ボーデングパスもペラペラの紙であった。経費削減に努めているのであろう。
1時間半のフライト、眼下にバンクーバーの街並が見えて来た(写真左)。間もなく着陸。
バンクーバー空港で、再度チェックインする。残ったコインを全て使い切り、JLジャンボに乗り込んだ(写真右)。成田まで、凡そ9時間のフライトである。ジャンボは、予定の時間を30分遅れて離陸した。 (終)