ハーツのofficeが在る建物 |
7時、間違いがあるといけないので、ゆとりをもって車を返しに行く。無事、ハーツのoffice前に着いたのだが、なんとofficeのドアはロックされており、人の気配もないではないか(写真左)。ショックである。これでは、約束の時間内に返車することが出来ない。どうしたら良いのだ?!
予想もしていなかった事態に遭遇して、パニックである。
今日は土曜日だから、早仕舞いしたのだろうか? 家内は、通りがかりの男を捕まえて尋ねた。「ハーツの並びの店に電話がついているから聞いてみたら?」と言う。しかしその店もロックされていてダメであった。「そうだ、ホテルに相談してみよう」。すぐ目の前に建っているのはバンフを代表する有名ホテルである。きっと、助けてくれるに違いない。丁度、従業員と思われる青年が出て来たので、助けを求めた。青年は事情を了解して、別の人に頼んでくれた。小柄な青年が現れて、対処の仕方を教えてくれた。車をガレージに置き「書類に必要事項を記入して、車の鍵と一緒にハーツのポストに入れておけばそれでOKです」と。彼は、officeの前まで来てくれ、記入の仕方なども親切に教えてくれた。お陰で、約束の時間内に無事返車の手続きを済ませることが出来た。ヤレヤレであった。
今回は、事前に説明を受けていなかったので慌ててしまったが、落ち着いてみたら、遠い昔、同じ方法で返車の手続きをしたことがあったのを思い出した。それにしても、旅の最後にパニックを体験することになろうとは、夢にも思わぬことであった。
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