今回の旅の大きな楽しみが、この列車に乗ることであった。長年、一度は乗ってみたいと思っていた憧れの列車である。その夢が今日、ようやく実現出来ることになった。バンクーバーからトロントまでの凡そ4500kmを70時間かけて走る列車の旅だが、僕らは途中のジャスパーまで、およそ17時間の旅を楽しむことにしている。
ホームにスタンバイしていたVIA車両 |
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待合室で会った日本人夫妻と談笑 |
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演奏しながら歌うミュージシャン |
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列車を眺めながら寛いで乗車を待つ |
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16時30分、チェックインを済ませて荷物を預けた。同時に、ディナータイムは19時にしたいと予約を済ませておく。待合室には、クッキー、コーヒー、ティーなどが用意されていた。セルフサービスだが、これも料金の内。少しだけリッチな気分を味わう。同じ年配の日本人カップルと出会ったので、ひとしきり旅の情報を交換する。18時の出発時間まで、ゆっくりと時間が進む。年配のおじさんが一人で楽器を演奏しながら歌を歌ったりして、出発を待つ乗客へのサービスに努めていた(写真上)。これ又。VIAの旅ならではの光景であった。
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