朝食の後、若い日本人カップルに、コルチナのこと、外車の計器盤やギヤの特性について教えてもらった。疑問に思っていたことが解消されたので、より安心して運転を続けることが出来そうだ。ホテル前で記念撮影。絵葉書と名刺をプレゼントして別れたが、この時になって初めてカップルの名前が中村夫妻であることを知った。来年の個展には伺いたい、と言ってくれたが、果たして連絡を取ってくれるだろうか? もしも、実現出来れば嬉しい限りである。
ノロノロ走るバスの後について、トレ・クローチ峠(1805m)を越え、細くカーブの多い山道をゆっくり下りながらコルチナへ向う。街中は恐れた通り混雑しており、道が分からない。交通量が多く、路肩に停車して確かめることも許されない。一度街外れまで走り出て停車、地元の女性に道を教えてもらった。
天候も悪いので、寄り道しないで真っ直ぐPocolを目指すことにした。
コルチナの中心からおよそ6km。小高い丘(1480m)に建つHotel Villa Argentina 。このホテルは、事前に打診した際、大変感じの良い対応をしてくれたので、早くから3泊予約していた宿である。ミズリーナでの滞在を1日延ばしたので、今日・明日の2日間に変更したが、其のことは昨夜了承してもらった。誠実にそれらの対応をしてくれた人物がニコレッタ。挨拶をしようとしたが、留守であった。
この丘は、コルチナを一望出来ることでも有名なので、散歩で出掛けようとしたが雨。やむをえない。TVをみたり昼寝をしたり。
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