★2005・スイス(イタリア・ドイツ)の旅
◆14日目(7月26日)曇り時々晴れ 目次へ
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 日が射している朝を迎えたが、今日は、迷わずサースフェーに移動することにした。
◆サースフェーへ
記念に頂いた「モロ峠」
 朝食を済ませて、ご主人に僕の作品の絵葉書セットを贈呈した。 チェックアウトの時、サンドラが“モロ峠”という本をプレゼントしてくれた【写真左】。 表紙の裏には、サインと今日の日付が入れてあった。ありがたく頂戴して、See you again! 又の機会があることを願う。
 バス停から振り返ると、ホテルの向こうのモンテローザ山群は、厚い雲に包まれつつあった【写真下】
中央の建物が宿泊したホテル・ツムシュタイン
 8:38のバスは、10分位遅れてやってきた。 先日と同じように、ドモドッソラ駅への到着が遅れてしまうと、2時間待ちの憂き目にあう。 ドライバーに、10:10の列車に乗ることを伝えておく。 一応頷いてくれたが、派手なクラクションを鳴らしながら、バスは左右が切り立つ断崖の道を急ぐ様子もなく下って行く。 ・・・ドモドッソラ駅には、見事定時に到着した。さすがだねぇ!

 半額パスでブリークまで切符を買う。これで、しばらくユーロとお別れ。 2番ホームにスタンバイしていたジュネーブ行きの列車に乗り込む。列車は定時(10:10)に発車した。

 ブリーク駅は、何度も通過して様子が分かっている【写真右】。 効率よくバスの切符を購入すると、サースフェー・ダイレクトと表示されたバスに乗り込んだ。 鈍行と同じ料金だが、サースグルントまでノンストップで走る。 懐かしい風景の中を、バスはどんどん高度を上げながら走り、ほぼ、定時に到着した。
ブリーク駅正面
◆宿探し
 サースフェーでの宿を何処にするか。駅前の観光案内所に併設してあるホテル予約用の電話がついた案内板で調べる。 芝田さんと曽根さんたちが泊ったことのある二つのホテルは、「空室あり」になっていた。 Park Hotelに決めて電話したら、今夜だけOKと言う。 “明日からは別のホテルをアレンジするから”と、主人が電気自動車で迎えに来た。 “芝田さんに紹介してもらったから”、と話をしたら、“よく覚えているよ”と、笑顔で答えた。 案内された3階の17号室のバルコニーからは氷河が見渡せ、清潔な感じの部屋なので、とりあえず1泊は此処にした。 残る2泊は、主人の妻の姉が経営するホテルはどうか、と言う。車で案内してもらった。 アルペンエキスプレス駅にほど近く、深い峡谷の断崖の上に建つ小ぎれいなホテルであった【写真右】。 La Gorgeと言う。氷河の見える2階の部屋を予約した。

 サースフェーでの宿が決まったので、二人で(i)に出掛けた。 村の地図や日本語の案内パンフを入手、天気予報のプリントも貰った。 明日は快晴、の予報である。ホテルに戻り、明日からの行動について検討する。
 夕刻までの、まだたっぷり残っている時間は部屋での休養に当てた。 標高1800mあるというこの地の爽やかな空気の中で、家内はベットに横になって昼寝、贅沢なことである。 僕は、バルコニーに腰を据えて、氷河の眺めを描かせてもらった。これ又、贅沢なことである。
La Gorge
 7時半〜、ディナー【写真下】
トマトスープ、香草クレープ包み、メイン(ポークと麦、ズッキーニ)、パイナップルとシャーベット。
どれも美味しく、やはりスイスはいい、と思える食事であった。
美味しかった今夜の料理
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