ホテルは、今日と明日は休みだそうで、オーナーも不在。玄関には鍵が掛けられていた。鍵を預かっていた圭子さんが部屋に案内してくれた。バルコニーに椅子を持ち出し、明日からの予定について打ち合わせをする。
今夜と明朝の食事は、レストランChesaで。明日の夕食は、圭子さん宅で。明日は、BARGIS, CRAP SOGN GIONなどへ、彼女が案内してくれるとのこと、そして、7日はサン.モリッツへ4人でドライブに行こう、と。彼女は、自分の携帯を連絡用にと言って置いて帰っていった。心のこもった歓待に、感謝感激である。
7時過ぎ、ホテル・レストラン:Chesaに出掛けた。ホテルを出る時、電気を消して玄関に鍵を掛ける。れっきとした三ツ星ホテルに泊っているのに、こんな体験をするなんて、前代未聞のことではなかろうか。突然、ホテルオーナーになってしまったような、変に落ち着かない気分だ。
歩いて5分位、レストランは前回泊ったホテル・ミラバルの下であった。ディナータイムで賑わっており、二人のウエイトレスが忙しそうに働いていた。ホテル・グリシューナに泊っていると告げると、直ぐに窓辺の予約席に通された。
ビールを注文。前菜(カーフのカルパッチョ)、野菜のコンソメスープ、ポークステーキ、デザート(チョコレートアイスクリームとオレンジに赤いソース)が、次々と運ばれてきた。どれも器が大きくて、見ただけで満腹になってしまう。
カーフのカルバッチョ |
野菜のコンソメスープ |
ポークステーキ |
デザート |
ウエイトレスは元美人と、品のある顔立ちの若い人。応対の感じも良く、気持ちよく食事がすすんだ。ヒゲのシェフが、『美味しいか?』と聞きに来た。申し訳ないが、メインはかなり残してしまった。カロリーを気にしながらデザートはしっかり食べて、誰もいないホテルへ帰った。食べ過ぎたなぁ・・・と反省しながら。
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