モンブラン山群 |
8時、朝食。焼きたてのパンとゆで卵もあって、まずまずの内容。
シャトルバスがあるらしいのだが、時間を惜しんでリフト乗り場まで坂道を登った。1日乗り放題のシニア券を買って、ゴンドラに乗り込んだ。次々と展望が開け、雪化粧したモン・ブラン山群が見えてきた。
雲上を行く汽車の旅 |
2度目はJunboゴンドラで |
終点のリュィネットからは、Train型のバスに乗り換えLa Chauxまで、展望を楽しみ乍らの汽車の旅? まるで遊園地に来ているみたいである。La ChauxからLes Gentianesまでは、時刻表にJunboと書いてあるとおり、大きなゴンドラであった。此処から更に少し小さなゴンドラに乗り換え、氷河を越えて標高3329mのMont Fort展望台へ。
ゴンドラからの眺め |
氷河を越えて更に昇る |
此処は、冷たい風が強く吹いていて、手摺に掴まらないと飛ばされてしまいそうである。十字架の立つピークがすぐ近くに見えるのだが、登山口にはロープが張ってあったので、諦めた。風を避けて陽の当たる南側のベンチでパノラマ展望を楽しむ。案内図を見乍ら、左方向にベルナー・オーバーランドの山々、中央のイタリア国境にはマッターホルンの姿があり、右方向奥にはヨーロッパアルプスの女王:モン・ブラン(4807m)を一望することが出来た。その左手前、台形に高く聳えて見えるのがグラン・コンバン(4314m)、魔の山という感じである。
東から南へのパノラマ |
西から北へのパノラマ |
国際親善 |
家内は、リュイネットから一緒に来たドイツ人夫妻、スイス人夫妻と通じにくい言葉で歓談、ポットのコーヒーを回し飲み、ほろ苦いが暖かい味であったと満足気であった。
昨日、シャモニーからの列車で一緒だった日本人夫妻もやって来て、情報交換。フランス語の出来る彼らに、ロープウエイのおじさんにいろいろ質問してもらい、助けてもらった。天気を聞いたら、「明日は雪になりそうだ」と、教えてくれた。
再びLes Gentianes→La Chauxとリフトを乗継ぎ、La Chauxの野外テーブルでランチにした。此処から見える山並みの展望も素晴らしい。1枚描かせてもらった。山の名前を、駅のおじさんに尋ねてみたが、英語が通じなくて果たせない。おじさんが持っていたパノラマ図を手に入れておきたいと思い尋ねてみたら、Les Gentianesの山小屋(レストラン)に売っていることが分かった。時間はたっぷり残っている。もう一度Mont Fort展望台へ登ることにした。 |