★ 2003 ニュージーランドの旅
◆1日目〜2日目(1月15日〜16日) 快晴 目次へ
目次
次の日へ
次の日
【本日の旅程】=成田→シンガポール→クリストチャーチ(町を散策)

(◆マークの付いた写真をクリックすると拡大画像が見られます)

◆シンガポールへ飛ぶ

 寒い朝、7時前に自宅を後にした。
予定より早く成田に到着。いつものように待機しているジャンボを記念撮影
【写真右】
SQ997便、12:00発に乗り込む。
座席にゆとりがあり、3つの座席を2人で使わせてもらう。沖縄上空を飛び、シンガポールまでの所要時間は、凡そ7時間。日本との時差が1時間あるので、空港に着陸したのは現地時間で18:25分であった。
此所でニュージーランド行きのSQ297便に乗換えなくてはならない。出発予定時間は21:05。およそ3時間の待ち合わせである。この空港はあきれる程の広さなので歩き廻るのは断念。予定の搭乗口まで移動して待っことにした。備え付けの椅子に腰掛け、読みかけのミステリー本を開く。時間はあっと言う間に過ぎ去った。
僕らの他に、日本人の乗客は6人程であった。このルートを利用してニュージーランドに向かう日本人は、極めて少ないようだ。料金は格安だが、その分所要時間が長くなるからであろう。
外の気温は31度という。エアコンの効いた空港内ロビー内でも春の陽気であった。

SQ997便ジャンボ

◆ニュージーランドへ飛ぶ


空港バスターミナル

 SQ297便は、20分遅れて離陸。NZのクライストチャーチまで、約10時間のフライトが始まった。小学生や高校生の団体もいて、空席なし。日本人の利用が少ないからであろう、日本語の出来る乗務員は居なかった。それでも、スチュワーデスが何くれとなく機敏にサービスをしてくれたし、彼女たちの制服である民族衣装が若い体のラインを美しく見せ、妖しく動く柳腰も魅力的であった。
シンガポールとの時差:4時間。現地時間の11:45分、無事クライストチャーチ国際空港に着陸出来た。外の気温:18度。
肌寒い気温であったが、1月はNZの夏である。空港を出ると、Tシャツ姿や両肩を出した女性の姿も見受けられた【写真・左】。彼女たちは、明るい太陽を浴びながら夏になった季節を精一杯エンジョイしているのであろう。

 シティーバスに乗車【写真・右】、町の中心に向かう(片道一人4ドル)。およそ30分、懐かしい大聖堂が見えてきた【写真・下左】
バスは大聖堂前で停車、此所が終点である。すでに、新しく空港に向かう乗客が沢山待っていて、次々と乗り込んでいた。丁度、暖かくなった昼時である。聖堂前の広場は多くの人たちで賑わっていた。ともあれ、荷物を持っていては不自由なので、予約しておいたホテルに向かって歩く。それは、歩いて10分程の郊外に建っていた。想像していたよりも、大きく立派にみえるホテルであった【写真・下右】


シティバス

広場

ホテル・LATIMER

◆大聖堂とモニュメント

 再び大聖堂前までやって来た。この大聖堂は、100年前に完成した美しい教会である。ヨーロッパの歴史的教会建築とは比較にならないが、ゴシック様式で造られており、ステンドグラスもまずまずの美しさである【写真・左】。この町のセンターに在り、町を代表する風格ある建物としての存在感を深めている【写真・右】
この大聖堂前に、前回来た時には見かけなかったモニュメントが在った。これは、「チェリスChalice(聖杯)のモニュメント」といわれ、2001年8月に建造されたようだ【写真・中】。当時は、「町の景観にそぐわない」と酷評され評判が悪かったらしいが、そのすぐ後にアメリカの9.11テロ事件があり、市民はたくさんの花をその周りに供えた。その事があって、今では平和のメッセージを伝えるシンボルとして、市民に親しまれる存在になっているという。

◆ステンドグラス◆

◆大聖堂とモニュメント◆

◆大聖堂◆

◆エイヴォン川


裸になって日光浴
 町の中心を流れるエイヴォン川を訪ねた。川のほとりは綺麗に手入れされており、キャプテン・スコットの像が立っていた。周囲の芝生には寝そべって日光浴をする人々の姿があり【写真・左】、川面や岸辺には水鳥たちが遊んでいた【写真・下中央】。心休まる平和な眺めであった【写真・下左】。しかし、名物のパンティング風景は見られなかった。
気持の良い川べりをぶらぶら歩き、「追憶の橋」までやって来た【写真・下右】。絵になる構図を見つけたのだが、うっかりスケッチ道具をホテルに置いてきてしまったので果たせず。後悔したが仕方がない。橋のたもとにアイリッシュパブを見つけて一休み。注文したラガービールは乾いた喉にしみ入り、それは喩えようもない旨さであった。

公園のベンチに憩う

水辺に憩うカモメ

◆「追憶の橋」◆

◆プロポリスのキャンディ

 メインストリートに並ぶ幾つかの店を素見し、日頃愛用しているプロポリスのキャンデイを探したが、目当ての品を見つけることは出来なかった。諦めて、ホテルに向かってのんびり歩いていたら、途中、韓国人の経営する小さな店で、そのキャンデイを見つけた。小さな箱入りのものはどこの店にもあったのだが、ビニール袋入りの割安なものを置いていたのは、この店だけであった。思いがけない発見に嬉しくなって、1キロも買ってしまった。重いが、明日からは車の移動だから問題はないであろう。運転しながら楽しみ、残りを日本に持ち帰ればいい。

◆明日に備えて

 今日は、ホテルのレストランでちょっと贅沢な夕食をとった。本日のスペシャル(チキンアプリコットソース味、温野菜、スープ)にワイン。無事NZに着いたことを祝し、明日から始めるレンタカーによる旅の安全を祈念して乾杯した。
シャワー、洗濯を済ませて早めに休む。時刻は9時を過ぎたが、まだ、外は明るい。

 



 

 

ライン


ホームへもどる
HOME
目次へもどる
目次
次のページへ
次の日