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▼ 2002/10/02  

 カナダからの帰宅予定が1日遅れてしまいましたが、今日2日、元気に東京に戻りました。
実は、僕の帰国日時と台風21号の東京上陸時間とが一緒になってしまい、成田空港の上空まで帰って来たのに着陸することが出来なかったのです。やむなく、機はUターンして北海道の千歳空港に避難着陸しました。ところが台風は此処にもやってきたので、帰宅は丸1日遅れてしまうことになったという訳です。

 カナダの黄葉(西部)と紅葉(東部)を求めての旅が今回の狙いだったのですが、10日程時季のズレがあったようで、いずれもまだまだ緑の多い風景であり 残念な思いをさせられました。地元の人の話ですが、今年は暖かくて秋の訪れが遅れている・・・これも異常気象のせいかもね・・・と。

 西部の
カナディアンロッキーの山麓と、東部のメイプル街道沿いをそれぞれ1週間づつレンタカーでのドライブを楽しみ乍ら、展望のよい尾根歩きや森林浴し乍らのトレイル散策も何度かトライしましたが、天候には今いち恵まれなかったので満足な取材は出来ませんでした。しかし、今回は、ともかく事故もなく無事に帰国出来たことをよし、としたいと思います。

 とりあえず、無事帰国の報告までです。

▼ 2002/08/02  

 昨夜(8月1日)、無事にスイスから帰国しました。
時差7時間、老体には厳しいものになってきましたが、ともあれ元気に帰国出来てホッとしています。
今回は、イタリアのマクニヤーガ、スイスのツエルマット、ミューレン、フイルスト、アッペンツエルなどを訪ねての旅になりましたが、概ね目的の取材を果たすことが出来ましたし、何よりも美しい花々と出会えたことは嬉しいことでした。いずれ、旅の日記でご報告したいと思っています。

▼ 2002/07/10  

 今年の日本山岳画協会の定例展も、お陰様で盛会裏に終了することが出来ました。
このHPを見てご来場頂いた初めての方もおられて、とても嬉しく思いました。会場でお会い出来なかった方々には、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
今年の11月4日からは、同じ会場で油彩画の個展を開催します。頑張りますので、又のご来場、宜しくお願い致します。

 さて、明日11日から8月初めまで、取材のため
イタリアスイスを訪ねて来ます。
主に
ヨーロッパアルプスの山麓を彷徨い、8月初めには帰国の予定です。いつものように風まかせの旅になりますが、無事帰国を果たしましたら、改めてご報告しようと思っています。その間、留守にしてしまいますが、どうぞ、ゆっくり寛いでいって頂ければ嬉しいです。

▼ 2002/07/01  

 明日から、今年度の日本山岳画協会の定例展が始まります。
今年は油彩を3点出品しましたが、内、40号の作品は、通りに面したウインドウに展示しました。
日本山岳画協会展のページに、展示作品がUPされていますので、ぜひ覗いてみて下さい。期間は1週間ですが、僕は月曜日と木曜日と日曜日の午後に会場にいますので、近くにおいでの場合は是非お立ち寄り下さい。

▼ 2002/06/21

 短い期間でしたが、10日から南米ペルーを訪ねて来ました。
太陽と黄金の国・インカ文明に直接触れてみたかったことと、アンデスの白き山々を近くに眺めてみたいとの思いを果たす為でした。世界遺産に登録されている
インカ帝国の遺跡を見学して、その高度な技術にショックを受けました。4700メートルの峠からアンデスを代表するワスカランやチョピカルキなど氷峰の数々を眺めることが出来て感動しました。夜は、テレビの前でサッカー観戦、日本の勝利に興奮しました。

 しかし、日本を出る時、うっかり風邪菌を同伴してしまったらしく、南米に着いたとたん、興奮した風邪野郎のお陰で悪寒・のどの痛みに苦しめられ、後半は食事も受け付けぬ体調になってしまいました。何の因果か天候にも恵まれず、持参した一眼レフカメラは高山病?にやられたのか使えず、目的の半分は断念せざるを得ないことになってしまいました。元気になって帰国出来たとはいえ、不運続きだった今回の旅、とても残念な思いをしています。やはり日頃の健康管理に落度があったからだろうと反省していますが、いかにも無念。機会を作って、再度アンデスを訪ねてみようと思っています。

 7月1日から定例の日本山岳画協会展が始まります。今年は、パキスタンの風景を20号・30号・40号に描き、計3点出品します。ご都合が良かったら、是非お立ち寄り下さい。(展覧会のペイジ参照)

▼ 2001/11/07

 9月、10月、何だかとても慌ただしい日時を過ごしてしまいました。
9月10日、パキスタンから帰国した翌日にアメリカ同時多発テロ事件が起こりました。想像を絶する悲惨なテロの現実を見せつけられ、直接・間接の被害者の悲運に胸を痛めながら毎日テレビに釘付けになってしまいました。「報復」という言葉が飛び交い、更なる悲劇の拡大を心配しました。ネットを介しての平和運動に共鳴、テロに関しての学習もさせてもらいました。

 年1回の個展開催に向けての準備も急がねばならず、1日1日が矢のように過ぎ去りました。10月23日から1週間、予定通り個展開催。天候にも恵まれ前回同様600人を超える沢山の方々にご来場頂きました。この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 個展の後始末も終わり一息ついているところですが、さて、来年度の個展に向けて新たな一歩を踏み出さなくては!と気持ちを新たにしております。一歩前進の成果を見つけるべく研鑽を続けようと思っています。次回は1年後の11月4日から1週間、東京・有楽町の朝日アートギャラリーにて開催の予定です。変わらぬご支援の程宜しくお願い致します。

 心配していたアフガン戦争は、残念ながら広くイスラム信仰の世界も巻き込みながら次第に泥沼化の様相を示し初めました。僕の好きなパキスタンですが、次第に遠くなっていくように思われ淋しい限りです。ともあれ、連日報道される誤爆による悲劇や厳しさを増す難民の様子を見るにつけ、1日も早い平和の回復を願わない日はありません。

▼ 2001/08/31

 29日でグループ象展が終了、一息ついています。会場までおこし下さった方々、声援して下さった方々、ありがとうございました。

 8月31日から、パキスタン北部のカラコルム方面へ出かけて来ます。
まずは空路でイスラマバードへ。そこからカラコルムハイウエイを北上、ラマ・レイク(3482m)あたりで高度順化の為のトレックをしたりして高度3200mの地点でキャンプします。天候がよければ、此所ではナンガパルバッド(8126m)を近くに見上げることが出来るはず。翌日、ヘリコプターでバルトロ氷河を飛び越え、世界第2の高峰K2(8612m)のあるコンコルディア(4600m)を訪ねます。ここまでのアプローチで8000m級の山々を沢山眺めてみたいと思っています。今回の旅のハイライトになります。帰路はフンザまで足を伸ばし、名山、秀山を眺めたい。そしてギルギッドを経由して再度チラスからイスラマバードへ。
 11日間の短い旅ですが、憧れのK2を眺め、その山肌にタッチ出来れば本望だと思っています。天候に恵まれますように!無事帰国したら、また改めて報告したいと思っています。帰国は9月10日の予定です。

▼ 2001/07/12

 東京は、昨日11日に突然梅雨明けが宣言されたようです。途端に今日の猛烈な真夏日、36度を越えてしまいました。さてさて、これから始る本格的な夏の暑さが思いやられてしまいます。

 北スペインからは、予定通り帰国を果たしましたが、気がつくとその日から早くも1ヶ月が過ぎています。7月恒例の日本山岳画協会展開催に向けて、多忙な日々を過ごしていたせいでしょうか。短い1ヶ月だったように思います。お陰さまで、今年も盛会裏に終了することが出来ました。今年は、2点だけの出品でしたが、来年は3点展示の予定でいますのでご期待下さい。

 8月には、身障者の為のチャリティ展に協力することにしています。8月23日から1週間、銀座松坂屋別館の4階画廊で開催されます。SMから10号迄17点を展示の予定ですが、これからの1ヶ月はこの展覧会の為に努力を集中することにしています。これまでの自分の画業が、少しでも社会のお役にたてられるよう頑張るつもりでいます。近いうちに、展覧会のページに案内させてもらいます。出来るだけ出品作も紹介したいと思っています。どうぞご協力の程、よろしくお願い致します。

 北スペインの旅日記、記憶や感動が薄れない内にまとめておこうと思い、レポートの作業を始めました。チャリティ展の準備と平行しながらの取り組みになりますが、出来るだけ同時進行で完成させたいと思っています。又、暇を作ってお立ち寄り下さい。
 これから厳しい夏になりそうですが、お互い元気に頑張りましょう。

▼ 2001/05/23

 明日24日から、北スペインの山麓を訪ねる旅に出かけて来ます。
ピレネー山脈に沿って東から西へ、サンチャゴ・デ・コンポステラまで、いわゆる巡礼の道を辿りながら、ピレネーの山並を眺めて来ようと思っています。6月6日には帰宅の予定です。

 留守の間に、先だっての南イタリアの旅日記が完成すると思います。どうぞ、ゆっくりしていって下さい。帰国したら、またお目にかかりたいと思います。
それでは、行って来ます。

▼ 2001/05/13

 イタリアから帰国して1ヶ月が過ぎてしまいました。月日の経つのが早すぎるように思います。未だにイタリアでの肉離れの後遺症を、少し引きずっていますが、これも一種の老化現象でしょうか。無理しないように注意しています。

 ゴールデンウィークが終了したので、10日から2泊3日で北アルプスを訪ねてきました。11日は、100%快晴との天気予報を得て、急遽10日午後愛車を走らせたのでした。中央高速道から長野自動車道を経由して松本ICで降り、乗鞍高原に上がりました。此所での楽しみである温泉にゆっくり浸かり、11日に備えました。
 ところが、期待の11日は朝から曇り、しかも冷たく強い風が吹く生憎の天候となってしまいました。それでも、朝食の時間までに2枚、見え隠れする乗鞍岳を水彩で描きました。
【乗鞍岳・油彩画の完成作品はこちら】
9時過ぎ、晴れ間の見えない天候に見切りをつけて、上高地へ向かいました。自然保護の為、マイカーでの入山は禁止になっているので、沢渡から電気で走るバスに乗り換え大正池で下車、上高地まで梓川に沿って写生し乍ら歩きました。時々陽が差しましたが、冷たい風は相変わらずで、震え乍らの写生になりました。焼岳、梓川、穂高をモチーフに3枚描きましたが、4時には下りのバスに乗り込み退散しました。6時、予約しておいた信濃大町の山荘に到着。ここは気心の知れた宿です。自分でふとんを敷き、疲れた体を横にしました。

 あくる12日、見事な快晴の朝を迎えました。大町山岳博物館山岳美術館に寄ったら、まっすぐ帰路につく予定でいたのですが、あまりの素晴らしい天候に予定を変更、まずは青木湖と白馬村、そして栂池高原も訪ねました。ちなみに、山岳博物館では熊谷榧さんの大規模個展、山岳美術館では原田達也追悼展(9月2日まで)が開催されていたからです。
【青木湖・水彩画の完成作品はこちら】【青木湖・油彩画の完成作品はこちら】


 南イタリアの旅日記、完成したページより順次掲載を始めました。今回はスケッチ作品も何枚か添付します。是非見に来て下さい(^^)。

▼ 2001/04/10

4月8日、予定通り 南イタリア旅行から元気に帰国しました。

 今回は旅行会社のツアーに参加。3月28日に成田を飛立ち、その日の夜遅くナポリに到着しました。29日はヴェスヴィオ山を眺め乍らポンペイ遺跡を訪ね、当時の災難を偲びました。30日はアマルフィーの海岸線をバスでドライブ。31日、期待のアルベロベッロに向いました。その途中のデル・モンテ城で思いもかけない災難に遭遇、草地の斜面に足を滑らせたのが原因で、何と肉離れ?。お陰でアルベロベッロの観光は断念せざるを得ず、以後3日間は杖を頼りの辛い歩きに泣かされました。シシリー島では毎日快晴に恵まれて気持ち良く観光することが出来ました。歩行困難をいいことにして一人写生に取り組みました。中でもタオルミーナでは、ほぼ1日写生に集中することが出来て満足でした。いずれ又、旅日記で報告したいと思っています。

 3月初旬に訪ねた九州の臼杵と国東の旅日記、アップ出来ましたのでお立ち寄り下さい。1点だけですが、水彩によるスケッチ作品も貼付してあります。

▼ 2001/03/24

みなさん、こんにちわ。
突然20度を越す陽気 が続き、桜前線が慌ただしく動き始めたようですね。

 21日、新宿・紀ノ国屋ホールで上演されている「こまつ座」の『泣き虫なまいき、石川啄木』を観劇しました。どん底の貧しさを喜劇に仕立て乍らの分かりやすい作・構成。久しぶりに井上ひさしワールドに浸ってきました。啄木が妻の貞潔を疑うことから、悲惨で滑稽な悲喜劇が展開されるのですが、此処に流れる明治から大正にかけての日本人の倫理観には、もはや理解できない若人が多く育っているのではないかと思いましたがどうでしょうか。ともあれ、人として人を信じ受け入れる家族の絆の大切さは、これからも人生の基本でなくてはいけない、との井上氏の思いに強く共鳴しました。

 先日訪ねた九州の臼杵と国東、ただいま紀行文や画像の整理など、4月のUPを目標に準備をすすめています。どうぞ、またのお立ち寄りを期待しております。

 3月28日からは2週間、南イタリアを旅してくることにしています。此処は、はじめて訪ねる歴史深い町や村ばかり、どんな出会いが待っているのか期待に胸ときめいています。出来たら又、旅の報告をさせてもらおうと思っています。帰国は4月8日の予定です。

▼ 2001/03/13

 いよいよ春本番かなと思っていたら、一転して真冬並みの寒さに逆戻り。寒の戻りと云うのでしょうが、今年は格別のようですね。

 3月の7・8・9の3日間、九州の国東半島周辺を旅してきました。九州は暖かいという先入観があって、春爛漫の陽気を期待して訪ねました。ところが、初日に訪ねた臼杵石仏では、大陸から冷たい風に運ばれてきた黄砂で山並は黄色く霞み、その寒風に震えながらの観光になりました。2日目の国東半島では、何と吹雪きの為に途中で観光を断念させられてしまいました。3日目は、湯布院から久住連山を展望しながらの旅を予定していましたが、積雪の為に一時は通交止めにもなる有り様で、これも断念。代わりに歴史ある宇佐市(宇佐神宮)を訪ねてみました。思いもかけない真冬の九州に、当初の目論みは大外れになってしまいましたが、それでも、荒天の隙間をレンタカーで走り抜け、それなりに旅を楽しんで来ました。

 10日は、巨人対西武のオープン戦を西武球場まで観戦に行って来ました。ダフ屋も現れる盛況でしたが、松坂の出だしがいまいちで、盛り上がりのないゲームになり、ひたすら寒さが身に凍みる観戦になってしまいました。結果は10対3で西武が逆転勝ちしましたが、やはりオープン戦に多くを期待する方が間違っているということでしょう。3週間後には、いよいよ本番です。楽しみですねーー。

▼ 2001/01/21

 昨日朝早く成田に着陸、元気に帰国を果たすことが出来ました。
ネパールでは好天に恵まれ、期待していたヒマラヤの展望や心配していたトレッキングも無事果たすことが出来ました。乗り継ぎに寄ったバンコックは30℃の暑さでしたが、成田は何と0℃の寒さ。帰宅途中で道草をくっていましたら雪が降り始め、我が町の駅からは降り積もった雪道を踏み締めながらの帰宅になりました。今朝目覚めて雨戸を開け、今年2度目の眩しい銀世界に、しっかり目を覚まされました。

 旅の疲れがとれましたら、素敵だったネパール・ヒマラヤの展望を報告したいと思っています。とりあえず、帰国の報告までです。

▼ 2001/01/12

 あけましておめでとうございます。
昨年は、色々とお世話になりありがとうございました。21世紀がスタートして、早10日余りが経ってしまいました。僕もそろそろエンジンかけて、ゆっくり歩み始めることにします。体調と相談し乍ら、息切れしないような歩みを続けたいと思っています。

 今年はまず手始めに、ネパールを訪ねてみることにしました。明日から1週間余りの短い期間ですが、アンナプルナやマチャプチュレを間近に眺め、ひたすらヒマラヤの山々を展望してこようと思っています。
 3月には、イタリアを予定しています。今年も心ときめく風景を求めて、世界の各地を旅してみたいと思っています。スケッチは勿論ですが写真撮影にも心掛け、旅の日記のページでご報告したいと思っています。ご一緒して頂ければ、こんな嬉しいことはありません。

 このHPも沢山の方々に支えられ、生かされて2年目の正月を迎えることが出来ました。とても感謝しています。この感謝の気持ちを大事にして、今年も頑張って生きていこうと思っています。どうぞ昨年同様宜しくお願いします。

▼ 2000/12/31

◆今年も今日で最後、この1年間色々とありがとうございました。
20世紀の最後の年になって幸運にも始めることが出来たホームページ、思いがけない嬉しい出合いや励ましなど沢山あって、今迄にない充実した1年間だったように思います。横井君はじめ多くの方々のお陰だと感謝しています。

 来年も、生きている証しとして、この近況報告ももっとこまめにアップしていこうかな、と思います。ギャラリーも充実させたいし、旅の日記も続けてみようと思っています。皆さんと共に元気に生きて行きたいと思いますので、来年もよろしくお願いします。

 この12月は、さる23日。友人夫妻を誘って秩父の峠道をトレッキングしてきました。冬とは思えない穏やかな快晴に恵まれラッキーな1日でした。1月には、13日からネパールへ飛び、家内と共にヒマラヤ展望の山歩きをしてくることにしています。まだ無理は出来ない体ですので、ビスターリ、ビスターリ。1週間余りの短い旅です。

明日から始まる21世紀、どうか明るく健康な年になりますように!
みなさん、良いお年をお迎え下さい。

▼ 2000/12/05

 すっかり冬らしくなってきましたが、それほど厳しい寒さとも思えず助かっています。寒いのは苦手です。個展が終了し、その後始末も終りましたので、中断していたのんびり・スイスの旅を完成させました。どうぞ又お暇な折りに、お立ち寄り下さい。

 先る23日、ふくろうを取材する為、吉祥寺の井ノ頭公園に行ってきました。祝日とあって広い園内は沢山のファミリーなどで賑わっていました。午後の光線は鳥舎を暗くしており、ふくろうは中ほどに伸びる小枝に佇んでいました。子供たちの「ふくろうだ!」の声にも知らん顔、時おりクルッと首を回し乍ら丸い眼で僕を見ていましたが、2時間位移動しないでモデルを勤めてくれました。今、深い森の冬空をイメージ背景にして、油彩画で仕上げています。

 庭の柿の木はすっかり葉を落としてしまい、晴れた空に色づいた柿の実がひときわ美しく眺められます。今年は何故か70個くらいの実をつけてくれました。実は1ヶ月位前から、少しづつ収穫しているので残り少なくなりましたが、もうしばらくは楽しめそうです。

 毎年師走の月は慌ただしいものですが、今年は格別のようですね。20世紀もあとわずか。みなさん、元気に21世紀を迎えましょう。

▼ 2000/10/14

いよいよ間近に迫ってきた個展の準備で、落ち着かない毎日を過ごしています。

 そんな中、去る9月28日から2泊3日で白根山の取材と家内の温泉療養とリハビリを兼ねたハイキングに出かけて来ました。1日目は移動だけ。あくる日は、すぐにも泣き出しそうな空模様を気にし乍ら、小さな山のハイキングを楽しみました。3日目は朝早くから白根山を訪ね、少し距離を置いた渋峠から白根山と本白根山に浅間山を重ねた展望の写生に取り組みました。次第に天候が崩れていくのと競走するように一枚仕上げた時、遠景の山並はすべて雲に隠されていました。草津温泉に下り、昼食を済ませる頃には雨が降り始めました。
 それでも、一応の目的は果たせましたので、雨の中の関越j自動車道をひた走り、無事帰宅しました。
今回のスケッチをもとにした、油彩画の完成作品はこちらをどうぞ。

 個展まで、残るは3週間になりました。そこで、出展予定の作品のアップを始めましたので見て下さい。出来たら、実物の作品を見に来てほしいなぁ、と思っています。

 
▼ 2000/09/05

 ようやく秋の足音も聞こえるようになり一息ついています。それにしても、1ヶ月という月日の何と早く過ぎ去ることよ。去り行く日時を、半ば呆然と見送っております。

 実は、スイスの旅以前から予定していたことですが、去る9月1日から2泊3日で新潟県の妙高山周辺を取材に出かけてきました。関越自動車道から上信越自動車道に乗継ぎ、途中適当に休憩をとり乍ら走行したのに、何と4時間足らずで妙高高原ICに到着しました。以前と比べると、3倍位の速さでしょうか。観光パンフレットには、「首都圏から高速道利用で2時間40分」とありました。3時間足らずで日本列島を横断出来るようになったのですねーーー。昔青年の僕には感無量のものがあります。

 初日、2日目と生憎の天候で山は雲に隠され、3日目の夜明けは雨。もう、ガッカリ意気消沈して朝食をとっていたら、何となんと、見る見る内に雲は切れ、東の空から朝日が射して、それは見事な虹の橋が出現しました。せめて一目なりと、との願いが叶えられて元気回復。愛車;ビッグホーンで黒姫高原に駆け上がり、久しぶりの妙高山とゆっくり対面することが出来ました。【油彩画の完成作品はこちら】
 山では、コスモスの花祭りも開催されていて、お昼頃には超賑わい。名残りを惜しみつつお別れ、夕刻までには帰宅することが出来ました。

 スイスの旅日記を、少しづつアップ始めました。出来るだけ時間を作って完結を目指したいと思っています。どうぞ、暇な折りにはお立ち寄り下さい。

▼ 2000/08/08

 7月11日に成田を発って以来、約3週間後の8月4日、無事スイスから帰国しました。
延べ25日の旅になりましたが、概ね天候にも恵まれ、大きな失敗もなく楽しく過ごして来ました。今回は、スイスの東部地方を重点的に彷徨ってきましたが、初めて訪れる山や村や街には、それなりの強い感銘を受けました。後ほど、スイスの旅日記で報告させてもらおうと思っています。
 「今年は異常気象だよ」と現地の人がボヤいていましたが、7月中旬までヨーロッパ全体が冷えこんでいたようです。降雪なんて考えてもいない事でしたので、やむなく冬用の下着を買いました。アメリカから来た旅行者が、「ニューヨークは40度の暑さになったよ」とか、日本からは例年にない猛暑続きだとのニュースが届いたりして、何だか地球全体がチョット変!と思わされてしまいました。
 出発間際になってパソコンが機嫌をそこねてしまい、連絡や挨拶が出来ず失礼をしてしまったこと、お許し下さい。トラブル続きだったパソコンも、横井君の誠意と愛情のお陰で今日めでたく復旧することが出来ました。有難うございました。取り急ぎ、報告かたがた、お礼までです。

▼ 2000/07/10

<管理人代筆>
『日本山岳画協会展』無事終了しました。
会場までおこし下さいましたみなさま、ありがとうございました。
次回、11月の個展は同じ会場で行います。どうぞご高覧下さいませ。

 さて、僕は明日7/11より1ヶ月間、スイスへ行ってきます。
ところが、出発直前の大事な時に、僕のマックにトラブルが発生し、インターネットへの接続が出来なくなっており、メールの送受信とHP閲覧が不可能となっております。復旧は、帰国後の8月15日頃の予定です。メールを送って下さいました方々には、重ね重ねお詫び申し上げます。
 スイスでのお土産話・旅のレポート・写真などは帰国後に当HPで掲載予定です。ご期待下さいませ!

▼ 2000/06/21

 恒例の日本山岳画協会展開催にむけて、忙しい思いをしてしまいましたが、ようやく準備も整い、7月3日のオープニングを待つだけとなりました。出品作2点を展覧会のページにアップしましたので、ご覧下さい。出来たら、実物を見に来て戴けると嬉しいです。全員、力作を揃えてお待ちしております。今年は、どのような評価をしてもらえるだろうかと、期待と緊張の今日この頃です。
 この協会展が終了しましたら、7月11日からおよそ3週間の予定で、スイスに出かけて来ます。マッターホルンにご挨拶した後、エンガディンあたりを彷徨うつもりでいます。これからその為の準備を始めます。

▼ 2000/06/09

 何となく、毎日が慌ただしく過ぎていくように思われます。
その後、九州・阿蘇の旅で取材したスケッチをもとに、油彩画の制作に取り組んでいます。平行して『旅の日記』内の「阿蘇周辺の旅」を纏めてみました。ようやくアップすることが出来ましたのでご報告します。
 このところ、1ヶ月後に迫った『日本山岳画協会展』の準備に追われていますが、今年は、今回取材した阿蘇の根子岳(F20号)と昨年取材したスイスの山(P30号)の2点を出品します。具体的な案内は、展覧会のページにあります。山の好きな方のご来場をお待ちしています。

▼ 2000/05/15

 8日朝、羽田から空路熊本に飛びました。天候に恵まれて、阿蘇五岳を眼下に眺め乍ら熊本空港に無事着陸。レンタカーで真直ぐ阿蘇国立公園へ。阿蘇中岳の草千里を訪ねてみたら、噴煙は弱々しく、その上山上の湖は干上がっており、景観としての魅力を少なからず損ねていました。今年4月から無料になったらしい登山道路を北方向に下り、外輪山に沿って高森へ。南阿蘇休暇村に投宿。眼前には根子岳が変らぬ勇姿を見せていました。
 9日から11日まで阿蘇五岳を取材。途中、宮崎県の高千穂峡にも行ってみました。12日は朝から雨天。長者原に投宿して骨休め。13日は阿蘇くじゅう国立公園を取材しました。快晴でしたが気温が高く、視界が霞んでしまって残念な展望でした。午後から別府方向に走り、最後に湯布院岳を遠望しながら写生、降り始めた雨の中を別府温泉に下りました。ここでレンタカーとはお別れ。延べ走行キロ数は420km余でした。
 14日朝別府を発ち、広島で新幹線を途中下車、友人家族とお好み焼きを食味団らん、旧交を暖めて夕刻再び新幹線に乗車。深夜になりましたが、1週間ぶりに帰宅を果たしました。
 今回は、概ね予定していた取材を果たす事が出来て、喜んでいます。明日からは又、しばらくアトリエで頑張るつもりです。なお、今回の旅の様子はこちらのページをご覧下さい。写真入りで楽しめるページに仕上げています。

▼ 2000/05/05

 我が家の庭は今、新緑の若葉色でとても爽やかです。特に梅の葉は、朝日を受けて優しく輝きます。柿の若葉も柔らかく新鮮です。可愛い花芽がたくさんついているのを発見、秋になるのが楽しみです。チューリップに代わってしゃくなげが今花盛り、つつじと共に競いあっています。カサブランカは、まだ蕾。死んだふりをしていたミョウガが、黒土から鋭い新芽を出してきました。
 このGWは、専ら庭木や花壇のお世話ですごしましたが、8日からは1週間の予定で、九州の阿蘇山や久住山の取材に出かけてきます。

▼ 2000/04/21

 事後報告になってしまいましたが、18日から3泊4日、草津方面に出かけて来ました。目的は二つありました。一つは、交通事故で痛めた家内の腰を、温泉で療養しようということ。そして、二つめの目的は、雪の浅間山白根山などのスケッチ取材でした。
 18日は、まあまあのお天気でした。ときたま薄日も射す空模様でしたが、浅間山は霞んでしまい期待外れ。草津に着いた時は、更にどんよりとしてしまい、気持ちまで沈んでしまいました。明日に期待して兎も角温泉へ。ところが翌19日は、朝から曇り、昼から雨。それでもなんとか本白根山麓での取材をしました。【水彩画の完成作品はこちら】
 翌20日は、朝から終日雨。21日も雨続き。結局、二つ目の目的は果たす事が出来ずに帰京することになりました。
 今回は、きちんと『旅の日記』で雪山の取材報告をしようと、ノートとカメラも用意して出かけたのに、ーーー残念であります。しかし、温泉療養に関しては、過剰と思えるほどの時間を使うことと相成り、所詮は療養に専念すべしという神の思し召しであったのかもしれません。

▼ 2000/04/04

 3月24日、家内はようやく歩けるようになり、退院する事が出来ました。
沢山のお見舞いや、励ましのお言葉、ありがとうございました。このところ家内の通院やリハビリ、諸々の雑用に追われる毎日を過ごしていますが、我が家もやっと落ち着きを取り戻す事が出来たように思います。
 3月、4月の海外の旅は断念させられてしまいましたが、5月には、体力に合わせて無理のない旅を楽しもうと、その計画に取り掛かっています。今回は国内。九州は阿蘇山を訪ねてみることにしました。

▼ 2000/03/16

 家内の事故のことで、ご心配や励ましを頂き、ありがとうございます。
お陰様で、昨日からリハビリの歩行訓練を始めました。退院の予定が遅れてしまいましたが、あと1週間もすれば退院OKだろうと、期待しています。又、山靴が履けるようになるまで、焦らず、回復に専念しようと話合っています。僕もアトリエで過ごせる時間が多くなり、今は、専らポルトガルの風景を油彩画で制作しております。

▼ 2000/02/28

 去る2月17日昼前、自転車に乗って買い物に出かけた家内が、商店街通りで事故に遭ってしまいました。突然、脇道から出てきた自転車を避けようとして転倒したのです。救急車で運ばれ入院しました。診断は腰椎圧迫骨折。思いもかけない災難でした。明日で2週間になりますが、未だ寝たきりです。でも、少しずつ回復に向かっており、3月中旬頃には退院出来るだろう、と医師が診断してくださいました。
 僕の病院通いも、もう少しの頑張りですが、その後のリハビリなどを考えると厳しいものがあります。昔から『災難に先触れはない』といいます。特に僕らは二人だけの生活ですから、日常の安全には、より気持ちを引き締めてかからなくては!と思うこと、しきりです。
 それは兎も角、パソコンと向き合う時間も少なくなってしまい、とても残念に思っています。

▼ 2000/02/11

 2月8日から9日にかけて、西伊豆方面から富士山を眺めてみたいと思い立ち、午後から愛車ビッグホーンで富士が良く見える場所として有名な達磨山に出かけてきました。9日の夜明け、山頂からの眺めは、駿河湾を中景にして期待通りの素晴らしいものでした。西浦海岸からの眺めもなかなかのものでした。いずれも澄み切った青空に白く雪化粧した富士の姿が気品に満ちて美しく、やっぱり日本一の名山だなー!、との思いを新たにしてきました。後刻、その時の写真を(うまく撮影出来ていたらの話ですが……)『旅の日記』内の「西伊豆写生行」で御覧戴こうかな、と思っています。

▼ 2000/02/02

ランプ 緊急事態発生 ランプ
 昨日、僕のMacにトラブルが発生し、ハードディスク内のデータがすべて消失する事態となってしまいました。。(涙)
 幸い、ほとんどの重要書類はバックアップを保管していたので復旧出来たものの、過去の全てのメールとアドレス帳のデータを失ってしまいました。このため、僕の方からみなさん宛にメールを送る事が出来なくなりました。恐れ入りますが、僕宛にメールを戴けると大変助かります。

▼ 2000/01/11

 元気に、予定通り帰国いたしました。ポルトガルという国は、南北に細長い形をしていますが、丁度、日本の北海道を訪ねたようなものです。そこの寒さには震えてしまいました。『東洋人を見たのは初めてだ』という老人にも会いました。『素朴な集落の佇まい』などもじっくり眺めて来ました。後刻、『旅の日記』内の「ポルトガルの旅」のページでご報告したいと思います。取り急ぎ、帰国報告までです。

▼ 1999/12/27

 12月29日に成田を発って、ポルトガルへ行ってきます。リスボンのコメルシオ広場で、大勢の人々と一緒に2000年のカウントダウンをすませたら、主に北の方の田舎街を訪ねて、ポルトガルらしい風景を取材してくるつもりです。
 山岳風景はありませんが、畠と野原と素朴な集落の佇まいが魅力の地方です。1月10日には帰国の予定です。

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