この町はドウロ川の河口に面した丘陵地に栄えてきたので、町の中心地も坂道ばかりです。今は、人口30万余り、ポルトガルでは首都・リスボンに次いで2番目に大きな都市ですが、もともとこの町がポルトガル発祥の地だと言われています。リスボンと違って大地震の被害などなかったので、古い町並みが今もそのまま健在です。市庁舎前の将軍広場からリベルダーデ広場にかけてがこの町の中心ですが、歴史地区として1996年に《世界遺産》として登録されています。
その地区のど真ん中に今夜宿泊するホテルがありました。『DOS ALIADOS』と言うホテルで、これも世界遺産の一部です。5階のベランダから、その広場を一望することが出来ました【写真上右】。古い文化遺産を大切に扱う事は意義ある事と思いますが、備え付けの暖房器具位は新しい物にしてもらいたいものです。又しても、寒い一夜を過ごさねばなりませんでした(^^; |