4時、寒さに目覚める。うっかりエアコンを強にしたまま寝てしまったらしい。弱に切り替え、また少し微睡む。5時半、起床。街は薄く霧に包まれ、まだしっかり目覚めてはいない。右手方向に、ぼんやり中央駅が望まれた。赤い機関車が1輌だけ、ゆっくり動いて消えた。
◆ 豪華な朝食
6時半朝食。食堂は、明るく広々として気持ちの良い部屋であった。ノリやアジの開きはないものの、味噌汁はじめ、彩りも豊富なサラダ・果物、主食となる食品やハム・卵・スープ・種々の飲み物などが豪華に用意されていた。リッチな気分で朝食を楽しんだ。
頭では大丈夫だろうとは思うのだが、何時の頃からか、生のサラダには手を出さないことにしている。以前、アジア地区では何度か酷い目にあわされていて、その犯人はこれら美しいサラダ嬢ではないのか、と思っているからである。まま、美しいものには毒がある。
◆ カトマンズへ
バンコクの朝景色 |
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8時、ホテルを後にする。すでに街は朝の活気を見せていた。通りの屋台には人が集まり、買い物を済ませた婦人が行く。朝の托鉢をしている僧侶が居る。路肩に休むトゥクトゥク(オート3輪自動車)の運転手は屋台で朝食をとっているのだろう。1台は動き始めた。通りを行く人たちの姿は、皆元気そうである【写真】。
昨日と同じ道を引き返し、約40分で空港着。10時50分、昨日よりひと回り小型のTG-319便は、ネパールの首都・カトマンズ<Kathmandu>に向け予定の時間を少し遅れて飛び立った。此所からの飛行時間は3時間の予定。時差は1時間15分である。
今回で、確か5度目の訪問になるカトマンズ空港、相変わらずいかにも小さい。機から降りると、空港ビルまでは歩いて行く。距離は100メートル位であろうか。中に入ってみたら、空港ビルは大掛かりな増改築工事中であった。 |