2009フランス&スイスの旅

◆4日目(7月18日)雨

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◆雨の朝市



7時半、朝食。
今日は土曜日。近くの公園で恒例の朝市が開かれていると言うので傘をさして出掛けた。やはり、雨が降っていると人出は少ない。新鮮な野菜・果物・ハム・ソーセージ等、食品中心に溢れんばかりの品が並べてあった(写真上/下)。



バナナ2本買って、その足でINOUEさんのホテルへ(写真下)。雨天では遠くに行けない。彼女を誘って山岳博物館を訪ねてみることにした。


アルヴ川とモンブランの山裾

アルヴ川に架かる屋根付きの木造橋とホテル・アルピナ

◆山岳博物館


山岳博物館を出ようとしたら雨が降っていた

山岳博物館は、シャモニー駅から3分の所に在った。モンブランとアルプスの歴史と風物を展示紹介している博物館。興味深く見学することが出来た。
館内は撮影禁止になっていたので、此処に再現することが出来ないのは残念である。入館料:シニア・一人4.3ユーロ。


駅前の通りをINOUEさんと
 

◆ル・プラを訪ねる


広場では民族舞踊が披露されていた。何処の国の人たちだろう?

ホテルに帰りパンとバナナで昼食。一休みしていたら雨も上がった。 時刻は4時になっていたが、日は長い。ル・プラを訪ねてみることにした。雲が消えれば,ドリュの針峰が午後の光線に美しく輝くはずである。スケッチ用具だけ背にして、無料のシャモニーバスに乗ろうとバス停に向う。
バス停前の広場で南国の民族衣装を着た20人程のグループが踊りを披露していた。打楽器の奏でる単調なリズムに合わせ、歌いながらの活力ある踊りはなかなかに楽しい。しばし、見とれてしまった(写真左/下)。



バスで10分余り。ル・プラを訪ねてみたが、期待は外れた。ドリュは、低く垂れ込めた雲に隠されていて足元すら見えず、風もなく雲は動きそうにない。しかし折角此処迄来たのだからと思い、教会の中を覗いてみることにした(写真右/下)。
村の中も散策しながら晴れ間が出るのを1時間程待っていたが、変化しそうもないのでスケッチは諦め引き返した。改めて出直すことにしよう。


ル・プラの教会内部 清楚でシンプル

ル・プラの教会、残念ながらドリュの姿は雲の中であった。

ステンドグラスの青い光が美しい

◆世界の民族舞踊を楽しむ

5時半、乗り込んだバス停で降り、その足で観光案内所を訪ねた。案内所前の広場が沢山の人で賑やかである。覗いて見たら、特設された舞台の上で先刻見とれていた南国からの踊り手たちが、踊っていた。観光案内所で聞いてみると、シャモニー市が企画したイベントであり、世界中から招待されて来た民族舞踏団が踊っているのだと言う。そんな珍しい踊りを無料で観る機会に恵まれたのはラッキーである。












◆凄いINOUEさん


観衆の中に撮影をしているINOUEさんを発見!

INOUEさんが泊っているホテルは、この広場に面した一画にある。 彼女は、きっとこの踊りを観に来るに違いないと思い、それとなく探していたら、やはり居た!(写真上) 彼女曰く、"見つけてもらえるようにわざと目立つ場所に居たんですよ"、と笑顔。しばし歓談。
昨日は、ミディへの中間駅からモンタンベールまで歩こうとしたが、途中で道を間違い、悪い気象条件の中を唯一人7時間かけてようやく下山に成功、疲れ果ててしまった、と。それにしても、そのヴァイタリティの凄さには圧倒されてしまった。脱帽である。明日の予定など確かめ合って別れた。


今夜の料理(スープ、豚肉とベイクドトマト、チーズ・サクランボ・ヨーグルト、パンナコッタ)

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