◆4日目(7月15日)晴れ
夜中に2度ほどトイレに行ったが、お腹の調子は治まったらしい。7時前には目覚めたが、割合良く眠れたと思う。体調も良くなったように思われ、朝食前に、カメラ片手に散歩に出掛けた。今日も晴れ、清々しい朝の冷気が気持ち良い(写真左)。
◆レンタカーの旅スタート
9時過ぎにチェックアウト。先ずは(i)に寄り(写真左)、国立公園のパス(4日分)を購入、フロントガラスの内側に貼付けてスタート。ジャスパーの駅舎を左に見送り、少し走って交差点を左折、93号線をレイクルイーズ目指して南下を開始した。
◆93号線の魅力
走りはじめたら、雲が多くなって来た。ロッキーの山並みを右手に眺めながら走る。道と平行に流れているアサバスカ川の向こうにエディスキャベル山(3363m)が現れた (写真左、下)。風格を感じさせる姿である。
足元にはロッキーの花:インディアンブラシが咲いていた(写真左)。
アサバスカ滝にも立ち寄ってみた。滝の背後に聳える山もなかなかの景観であったが、滝を正面に見るビューポイントからの眺めも壮観。足場が狭く観光客も多いので、眺めるだけにして場所を譲った(写真右、下)。
水辺の茂みにリスの姿、可憐な草花も咲いていて、しばしカメラ片手に寛いだ(写真右、下)。
◆黒熊,出現!
又しても渋滞。又、熊が現れたのか、と思いきや、今度は野生シカのファミリーが、車道を横断していたのであった(写真右)。
◆コロンビア大氷原
◆サンワプタ峠とすすり泣く壁
◆ナムタイジャ
天気は不安定だが、大きく崩れることはない。ナムタイジャにも、ちょっと立ち寄った。6年前にも飛び込みで1泊したことのある懐かしい宿である。今回は、3日後の宿泊を日本で予約しておいたのだが、結構繁盛しているようだ。駐車場には、沢山の車が並んでいた。車を下りて少し散策。雲が厚くなり、ボウ湖はひっそりと静まりかえっていた(写真右)。スケッチする気持ちになれず、今夜の宿泊地:レイクルイーズへ向うことにする。
◆変貌進むクロウフット
73号線に出て右折。2〜3分走った地点の右側がヘクター湖。ビューポイントの案内に誘われカメラストップ。見上げる岩肌にクロウフットと呼ばれる氷河が見えた。言われて見れば、正に巨大な鳥の足に見えないことはない(写真左)。かっては、しっかり3本の足に見えていたらしいが、現在は下の1本が消えつつあり2本指に変貌しつつあるのは惜しまれる。これも、地球温暖化の為せる変貌であろう。
◆レイクルイーズ