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今回は、パキスタン航空の直行便、PK853便【写真】を利用。途中、給油の為、2時間程北京空港に立寄った後、ゴビ砂漠上空を飛びヒンズークシュ山脈を北側から越えてパキスタンに入国する。
14:05 成田発。 |
◆ イスラマバード着 20:55
機外に出ると、とたんにムッとする暑さに包まれた。空港建物内は、何度来ても独特の同じ匂いが充満している。出国手続きはスムーズに終了したので、それぞれ自分の荷物を持ち、出迎えのガイドに案内されて建物の外に出た。
日本と違って、空港周辺の照明は極端に少ない。この国には、余分に使える電力は無いのである。暗い駐車場でマイクロバスの屋根に荷物を積み込んだ【写真1】。このバスが、明日からの我々の旅を支えてくれる頼もしい足である【写真3】。
出迎えてくれた旅行社の現地ガイドは、清潔な感じの青年2人。一人をシャザールといい、もう一人をワシーンという。バスに乗り込むと、早速、“冷たいおしぼり”のサービスをしてくれた【写真2】。思いもかけない嬉しいサービスであった。何度も暑い国へのツアーに参加しているが、こんな心のこもったサービスをしてもらったのは初めてのことである。これから始まる旅についても、何故かホッと安心するものが感じられ、大変嬉しく思った。 |
1.マイクロバスに荷物を積み込む |
2.現地ガイドが車内サービス |
3.今回の旅をサポートするマイクロバス |
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◆ マリオット・ホテル泊 【写真左】
シャワーをしただけで、ともかくベッドの上で手足が伸ばせる嬉しさを噛み締める。しかも、キングサイズのベッドである。大の字に寝てもなお余りある広さに大満足であった。直行便とはいえ、狭い機内の座席に束縛されての10時間余りは、苦痛以外の何ものでもなかった。だから今、手足を伸ばして寝られることの解放感が例えようもなく嬉しい。しかし、明朝は何かと忙しいはずである。荷物を点検し、念の為、5時半のモーニングコールを依頼しておく。いつの間にか、時計は11時を過ぎていた。6時半の出発までに、あと7時間しか残されていない。早発ちの明日に備えてひたすら眠ることに専念しようと努力したが、4時間の時差が体内時計の抵抗となって、なかなか眠ることが出来なかった。 |
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