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クールからサルガンス<Sargans>まで鉄道で20分足らず。ここからファドゥーツ行きのポストバスに乗り換えた【写真上左】。バスはガラ空き。僕らの他に一人の若い日本人女性と子供連れの日本人夫婦が乗り合わせた。若い女性は、サッと最後部座席に行ってしまい、子供連れの若い夫婦は仕方なさそうに挨拶を返してくれた。何故だろう。日本人に出合ってしまい、気分を害してしまったのだろうか?例え望まぬ出合いであったにせよ、挨拶くらいは気持ち良く交換してもよいではないかと思う。いささか寂しい気持ちになってしまった。
約30分の乗車で、リヒテンシュタインの首都、ファドゥーツ<Vaduz>に到着した。 残念ながら小雨。やむなく雨具を着る。切手博物館で雨宿りしようかと思ったが、日曜は休館。小雨ではあるが、空は明るいのでファドゥーツ城<Schloss Vaduz>を訪ねてみることにした。それは山の上にあり、現在は君主であるハンス・アダムス2世侯爵が住んでおられる居城である。 |